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消火栓ポンプ [点検方法]

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たまに技術屋さんポイことを書きます。

消火栓ポンプの締切運転や定格負荷運転の圧力数値をどのように活用していますか?

締切運転や定格負荷運転の点検の方法はわかりますが「先輩に教わった通りに実施しています。」って方が多いみたいですね。
測定した値は正常でしたか?って質問すると「???」の回答が多いような気がします。

私は定格負荷運転の良否の判定は消火ポンプの名盤に記載されている値の近似値を参考にしています。
名盤に40m 300ℓ/minとあれば流量計のコマを300ℓ/minまで上げたときにポンプの吐出圧力計を測定して0.4Mpa位ならOKとしています。

名盤に40m 300ℓ/minと記載されているのに流量計のコマを300ℓ/minまで上げたときにポンプの吐出圧力計が0.2Mpaしかない場合は不具合ありと判断します。ほぼフード弁の腐食が原因でしょうけど・・・・

水中型消火ポンプの場合、消火水槽内の配管が腐食して穴が開いてしまうことがたびたびあると思います。
締切運転では前回同様の値なのに定格負荷運転ではイマイチ数値が・・・って時は締切運転の状態で消火水槽の中を覗いてみてください。

消火水槽の水の動きが不自然なはずです。又、水槽内の吐出配管の周りにモップの柄にようなものを近づけると水圧で押される個所があるので穴が開いているのが実感できると思います。


次に締切運転圧力の活用ですが、放水試験の時に重要視しています。

締切運転圧力が0.6Mpaとしましょう。ポンプ運転後メインの仕切弁をゆっくり開けていき、配管に水を張っていきます。締切運転圧力と同様の0.6Mpaになってから放水圧を測定します。

0.6Mpaまで上がらなかった場合は配管に「異常あり」と判断します。一般的には放水試験の前に消火栓バルブや通気弁、水抜きバルブが閉まっていることを確認してから放水試験を実施しますから、本当に配管に異常があれば結構な事件です。

そこで、私は事前にコンプレッサーで空気圧を張って配管に異常がないかを確認してから通水するようにしています。空気圧で配管の耐圧試験をするわけではないのでせいぜい0.3Mpaくらいまでしか上げません。空気圧試験の目的は冬期間の凍結による配管の破損を確知するためです。

大惨事になっていないのに0.6Mpaまで上がらなかった場合は水抜きバルブや高架水槽の逆止弁が壊れていることがあります。高架水槽の逆止弁が壊れている場合は、逆止弁付近に必ず設けられている止水弁を閉めれば圧力は正常値になるはずです。


しっかりと配管に水を張ってから放水試験を行うと誰が放水圧を測っても似たような値になります。ポンプ室に残る係になったときはしっかりポンプの吐出計が上がりきってから放水開始の合図をするのが好ましいですね。


同業者との連携点検は何度やっても正確な値を出せない私であります・・・・・




最後まで読んでくれてありがとうございました。




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by お名前(必須) (2016-02-04 16:17) 

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